平等院近くの観光スポット「宇治橋」の魅力をご紹介!
今や世界中から観光客が押し寄せ、日本で一番ホテルが取りにくい観光地ともいわれている京都市ですが、その郊外の観光地は市内よりも幾分空いています。人込みを避けて観光を楽しみたいという方におすすめなのが今日ご紹介する宇治橋です。
宇治市の有名観光地、世界遺産にも指定されているおすすめ観光スポット、平等院がすぐ近くにあり日本最古の橋とも呼ばれています。京都駅からは自動車なら30分ほど、電車なら50分ほどの程よい距離ということでもおすすめの観光地です。
そんな宇治橋の魅力をご紹介します。日本三古橋ともいわれている宇治橋の歴史や、その見どころ、またおすすめのアクセス方法などもご紹介したいと思います。
宇治橋とは?
日本には歴史的なスポットとしての宇治橋は二つあります。一つは伊勢神宮で、もう一つがこの京都の宇治市の橋です。この宇治橋は大化2年、西暦でいうと646年に初めてかけられたといわれている、記録に残っているものの中では最も古い歴史がある橋として有名で日本三古橋の一つとして数えられています。
現在の橋は、1996年にかけ替えられたもので長さは155.4メートル、幅は25メートルです。またこの日本三古橋の一つ宇治橋から平等院までもとても近く、歩いて7,8分ほどで多くの観光客が両方を楽しみます。
日本三古橋「宇治橋」の歴史
日本三古橋の1つとして数えられているこの宇治橋は、その歴史も深く様々な物語や歴史的出来事の証人となってきました。
例えば源氏物語の全54帖のうちの最後の10帖はこの宇治を舞台にしたものだと言われています。そのためこの部分は宇治十帖とも呼ばれています。その源氏物語の宇治十帖の作中に出てくる夢浮橋というのがこの宇治橋のことを言っているといわれています。
また平家物語の中には橋合戦という巻があります。これは平氏に不満をもった人々が最初に起こした反乱について書いた物語ですが、この合戦が行われた舞台として選ばれたのがこの宇治橋です。
宇治橋の見どころ
日本三古橋の一つとしてその歴史とのかかわりのために、この宇治橋は普通の橋とは違います。様々な見どころが満載の橋です。
そんな宇治橋のおすすめの場所や見どころスポットの魅力などを幾つかお伝えしたいと思います。
見どころ①:三の間
最初にご紹介する見どころスポットは、三の間と呼ばれる場所です。宇治橋の上流側に張り出された場所です。とても小さな場所ですが宗教的に意味があり、これはこの橋の守り神でもある橋姫を祀ったところだともいわれています。この橋姫の神社がこの宇治橋のすぐ近くにあります。
伝説によれば、宇治川の川の流れが激しくその音が大きい夜には、上流から宇治神社の男神が降りてきてこの三の間の橋姫と会うのだそうです。
豊臣秀吉とも縁がある三の間
この三の間は歴史的にも魅力のある場所です。かの天下人、太閤秀吉が茶道を推奨したことで知られていますが、茶の湯に使う水をこの三の間から汲んで持ってこさせたとも言われています。それだけ秀吉がこの宇治川の清らかな流れを好んでいたということでしょう。
またこの三の間は宇治川の上流側に張り出しているために、そこから身を乗り出して観ることができる宇治の山間の景色を眺めるのもおすすめです。魅力的な京都の宇治市の絶景をカメラの収めることができるおすすめのフォトスポットでもあります。
見どころ②:橋姫神社
この宇治橋の西詰にある大鳥居を抜けて進むと見えてくるのが、この宇治橋の守り神でもある橋姫が祀られている橋姫神社があります。古くから交通の要として利用されていたこの宇治橋は決壊すると京都にある都にも大きな影響があるので、その守護のために祀られているようです。
宇治橋から平等院へと向かい中間地点にある神社なので、源氏物語にも出てくる伝説とも関連があるので多くの人達が訪れる宇治市の魅力的な観光スポットとなっています。
日本においては古来より水辺の橋の神様は女性だと考えられてきたので、ここで祀られている橋姫は宇治川の神様だったともいわれています。
宇治の橋姫伝説
この橋姫を題材にした物語が、源氏物語の第45帖、橋姫という題の物語です。宇治十帖の最初の章としても知られています。光源氏の子供が主役となっているこの物語で、光源氏の子供である薫が宇治を訪れた際に恋をした姫君たちに詠んだ歌がこの橋姫の伝説のもとになっていると言われています。
この宇治橋は平安京と宇治をつなぐ橋であり、紫式部はこの橋を男女関係の象徴として使っているといえるでしょう。
また橋姫は平安京を守る結界の象徴ともいわれているので、紫式部はこの橋姫という言葉を用いることにより、男性と女性が結ばれることの難しさを象徴したともいわれています。
見どころ③:紫式部像
この宇治を舞台にした日本最古の小説、源氏物語を記した紫式部は平安時代にこの宇治周辺にあった貴族文化をとても魅力的に描写しています。この宇治橋もたびたび物語に登場しているということで、この宇治橋のたもとには紫式部の像が作られています。
この魅力的な紫式部の像があるのが、宇治橋の西詰、平等院などがある側です。源氏物語の舞台となったこの宇治市にはあちらこちらに源氏物語に関連した石碑がありますが、やはりこの宇治橋のたもとの紫式部像が一番有名でおすすめです。
得にこの紫式部像と一緒映る宇治の山間の風景と、宇治橋のコントラストがとても魅力的で特に紅葉の時期にはおすすめの撮影スポットとなっています。
宇治橋のアクセス
そんな宇治市の魅力ある観光スポットの一つ、宇治橋へはどのようにアクセスしたらよいのでしょうか。日本三古橋の一つといわれると観光で訪れないわけにはいきません。
おすすめのアクセス方法ごとに説明していきたいと思います。車でのアクセス方法、電車でのアクセス方法、そして自家用車でのアクセスで気になる周辺の駐車場の情報などもご紹介したいと思います。
宇治橋のアクセス【車】
まずは車でのアクセス方法のご紹介です。京都市内からのアクセスの場合は、阪神高速8号京都線を経由していくと最短でこの宇治橋までアクセスすることができます。
宇治西インターチェンジで国道1号線に乗ります。その後府道241号と府道3号線へと進めば宇治橋につくでしょう。渋滞などで変わりますが、自動車なら京都市の中心部からこの宇治橋まで約30分の距離でしょう。朝出て午前中は宇治観光というのも可能です。
宇治橋周辺の駐車場
自家用車のアクセスで気になるのが駐車場の有無です。特に有名観光地になるとその混雑や料金などが気になります。
この宇治市も有名な観光地なので、無料の駐車場を探すことはできないでしょう。しかし有料のものなら沢山あるのでそれほど苦労はしないとのことです。
一番便利なのが、宇治橋や平等院までも歩いて数分のところにある宇治駐車場です、お土産もの屋さんやトイレもあるので、自家用車でのアクセスには便利な駐車場です。料金は普通車が700円、バイクが300円です。営業時間は冬季は午前8時から午後5時30分、それ以外は午前8時から午後6時までです。
またもしこの駐車場がいっぱいでも周辺には時間貸しのコインパーキングが沢山あります。車を停める場所がないということはほとんどありません。
宇治橋のアクセス【電車】
続いては宇治橋への電車でのアクセス方法です。電車でのアクセスの場合、宇治橋への最寄りの駅はJR宇治駅です。このアクセス方法なら乗り換えの必要もなく便利です。ただJR宇治駅からは歩いて15分ほどかかります。しかし宇治の町並みを楽しみながらなのでそれほど苦ではありません。
このルートでのアクセスなら時間は45分ほど、料金は240円で京都から宇治橋までアクセスすることができます。
宇治橋周辺には京都の人気観光スポットが勢揃い
日本三古橋の一つ、宇治橋の周辺にはおすすめの観光スポットが沢山あります。世界遺産に選ばれている物から、国宝に指定されているものまで様々です。歴史的価値、芸術的な価値も高いものが沢山ありとっても魅力的な観光地です。
宇治橋の観光に訪れたなら、ついでに回ることをおすすめする、この宇治市で人気の観光スポットを幾つかご紹介したいと思います。
おすすめ観光スポット①:平等院鳳凰堂
まず最初にご紹介するのが、世界遺産にも登録されている平等院です。宇治橋からも歩いて数分の場所にあるのでほとんどの人が両方を訪れます。この平等院には、歴史的、文化的価値が高い絵画や工芸品、建築物などがいくつかありますが、その中でも一番の見どころが鳳凰堂でしょう。
この平等院の池の中島に建設されたのは、西暦1053年のことです。時の関白藤原頼通がその摂関政治時代の栄華を示すために作った建物です。特に水面に移る鳳凰堂の姿が美しく大勢の観光客がこの魅力あふれる建物を写真に収めるために訪れています。
この左右対称の建物の両側の屋根には、金色に輝く鳳凰の像が取り付けられています。このため江戸時代頃からこの建物が鳳凰堂と呼ばれるようになっています。
おすすめ観光スポット②:宇治上大社
次にご紹介する日本三古橋の一つ、宇治橋周辺の見どころスポットが、宇治上大社です。あるいは宇治上神社ともいわれています。あまり有名ではありませんが、こちらも世界遺産に登録されている京都でも有数の見どころ観光スポットです。
宇治川の東側、旭屋あの山裾に建てられたこの神社は、日本最古の本殿とも言われています。この宇治上神社の拝殿は、鎌倉時代の前期に伐採された木材が使用されており、本殿は平安時代に伐採された木材が使用されています。どちらも国宝に指定されている見ごたえのある建物です。
おすすめ観光スポット③:宇治神社
次にご紹介する、宇治橋周辺の見どころスポットが、宇治神社です。先ほどご紹介した宇治上神社とはもとは一つでしたが、明治以降分離された神社です。
こちらの見どころはみかり兎と呼ばれる、境内のあちらこちらにある後ろを振り向くポーズの兎たちです。
おすすめ観光スポット④:宇治市源氏物語ミュージアム
この宇治を訪れる人の中には、源氏物語のファンの方も多くいらっしゃいます。そんな方におすすめなのが、この宇治市源氏物語ミュージアムです。源氏物語のファンでなくとも平安時代の人々の暮らしや文化に親しむことができる場所として大人気の施設です。
特に源氏物語専門としては、世界唯一の博物館なのでおすすめの観光スポットです。源氏物語の世界を体験できるアトラクションや、源氏物語に関する貴重な資料が沢山展示されています。
おすすめ観光スポット⑤:宇治川観光遊覧船
また宇治橋を下から眺める、宇治川観光遊覧船もおすすです。四季折々の顔を見せる宇治川の魅力を堪能できるということで大人気のスポットです。
春には桜、夏には新緑と真っ青な空の色とのコントラスト、秋には色鮮やかな紅葉など思い思いのシチュエーションで楽しむことができる遊覧船です。
いろいろなプランで楽しむことができます。遊覧船で茶の葉弁当と宇治の茶料理を楽しむことができるプランなら、乗船代金700円に食事代で楽しむことができます。これなら約40分の遊覧船での船旅です。
またおやつタイムプランもあり、宇治のほうじ茶と抹茶わらび餅や桜餅などがついていて972円です。こちらは約20分の遊覧のサービスです。
宇治橋も数えられている日本三古橋とは
この京都の宇治は日本最古の橋として有名で、歴史遺産の多い京都でも有数の観光スポットとなっています。その橋ですが、この宇治橋は日本三古橋の一つともよく言わていています。宇治橋以外に日本三古橋として買数えられているのは、京都の淀川上流の山崎橋、そして滋賀県の唐橋です。
山崎橋は、西暦725年に行基和尚によってかけられたという記録が残っています。しかし度重なる洪水などで流されてしまいました。豊臣秀吉の時代に再建されましたが今ではそのあとは残っていません。
もう一つ日本三古橋に数えられているのが、滋賀県にある瀬田の唐橋です。かつては東からこの京都に向かうには琵琶湖を渡るか、この唐橋を渡るかしかなく、交通の要所、また京都の守備のかなめとしても重要な拠点でした。
宇治観光の定番スポット宇治橋に行こう!
京都府の宇治市の観光スポットの名所、宇治橋についてお伝えしました。日本最古の橋として長い間人々の生活を支え続けてきた橋です。源氏物語や平家物語の舞台になったいるするなど、歴史的、文学的観点からもとても重要度の高い橋です。
この宇治橋周辺には世界遺産に指定されている観光スポットも沢山あり、多くの人達がこの宇治橋と周辺観光に訪れています。京都市内からも車なら30分ほどでアクセスすることができる場所なので京都から日帰りでの観光にも便利です。
もし次に京都に来ることがあるなら、ぜひこの宇治橋へ足を延ばすことも考えてみてください。平安時代の貴族たちの暮らしを思いながら観光を楽しめる、京都でもおすすめの観光スポットです。
平安時代創業の茶舗「通圓(つうえん)」でランチ&お茶でほっこりしてきた【京都・宇治】
みなさまこんにちは。メシ通レポーターの春名美波です。
京都には、数百年年以上続く、老舗中の老舗がちらほらあります。
平穏で平和な今の時代でも、10年、20年とお店を続けていくのは大変ですよね。
なのに、数々の乱世の時代をくぐり、今もなお愛されるお店があるのです。
しかも、平安時代の1160年創業!
平清盛や後白河天皇の時代ですよ。
もー、なんというか、なんじゃそりゃなレベル。
場所は、京都・宇治市です。
観光地・宇治にある
最寄駅は、京阪電鉄の宇治駅。JR宇治駅からは東へ徒歩で約7分。
京阪宇治駅を降りると、宇治橋があります。
写真は南方面(上流)でして、川の左方向は宇治上神社、右方向は10円玉のデザインにもなっている平等院があります。どちらも世界遺産です。
こちら「通圓茶屋」で出迎えてくださったのは、24代目当主の通円祐介さん。
わざとらしく抹茶ソフトを手にしていますが、はいそうです。私が持たせました。
なお、抹茶ソフトはテイクアウトで350円(店内ではほうじ茶付きで400円)。
濃厚すぎず、宇治抹茶の香りをいかしたソフトクリームです。観光客だけでなく、地元のファンもかなり多いそう。
建物は、寛文12(1672)年に建てられたもの。
江戸時代の町家の遺構を残す、貴重な建物として京都府より文化財の指定を受けています。
場所は、宇治橋の東詰、つまり宇治橋の東側のたもと。
「通圓」は、もともとは、宇治橋の橋守として始まりました。
ここは、京都と奈良を結ぶ街道沿い。
朝に京都を出発するとこのあたりでお昼時になったため(徒歩ですからね)、茶屋としてお茶や軽食を振る舞うようになったそうです。
ということで、足利義政や豊臣秀吉、徳川家康や諸国大名が、こちらでお茶などを飲んだことが記録に残っているといいます。
江戸時代、宇治茶を江戸に運ぶ「茶壺道中」のスタート地はココ。
茶壺道中は、大名行列よりも権威が高いものだったそうで、街道で大名行列とかちあったときは、大名の方が道を譲らねばならなかったそう。
広辞苑にも店名が載っている!!
なんとこちら「通圓」は、広辞苑に名前が載っています。
日本広しといえど、辞書に名前が載っている飲食店ってここだけかも……。
広辞苑のページの写真はお見せできないのですが、確かにこう書いてあります。
つうえん【通円】
①宇治橋のたもとにあったという茶屋の名。
②狂言の一。舞狂言。通円という茶坊主の亡霊が現れて、旅僧に弔いを頼み、宇治橋供養で茶を点死(たてじに)したことを語り舞う。
ぢゃや【通円茶屋】茶人通円が宇治橋の東詰で茶を売っていたという店。(広辞苑 第四版)
ほ、ほんまやん……!!
長い歴史の証が店内に数々と……
▲初代 通円の木像
広辞苑の【通円】②にも載っている、狂言「通円」を舞う、通円さんの像です。
アニメ「一休さん」でおなじみ、一休和尚の作。 念のため申し上げますと、一休さんは室町時代の臨済宗の僧ですよ。
室町時代、「通圓」の七代目が一休和尚と親交が深かったことから、こちらの木像が送られたそうです。
茶つぼは、400〜500年前のもの。
明治時代、お茶の保管に木箱が使われるようになるまで、茶葉はつぼで保管されていました。
昔は、和紙に包んだ高級な茶葉を中心にし、安めのお茶で周囲を埋めるようにしてつぼに入れていたのだそう。
秋に向かっていい具合に熟成が進むようにするための工夫だったようです。
▲宇治川の水を組むための釣瓶(つるべ)
豊臣秀吉が、千利休に作らせたものだそう。
伏見城でしばしば茶会を開いていた秀吉が好んだのは、天下の名水と呼ばれた宇治川の水。
「通圓」11代目が、宇治橋の三の間(13あった橋脚のうち、西側から数えて3番目)から水をくむためにこの釣瓶(つるべ)を使ったのだとか。
24代目 通円さんは、全国茶審査技術競技大会で全国6段、京都では初段の免状を持っています。
全国大会では、筆記試験はナシ。
実技で正答8割を取ると、6段の段位がもらえます。
どんな試験かというと……
・10種のお茶の産地を当てる
※見て、触って、匂うのみ。試飲はナシ
・器に4グラムの茶葉にお湯を入れ、香りのみで品種を当てる
※7種の品種の中から5種を当てる
……って、飲まへんのかい!!
実際に試飲する「茶香服(ちゃかぶき)」というのもあるのですが、見た目と香りだけで品種を当てちゃうってなかなかスゴいですよね。
「通圓」の店舗はココ・宇治のみ。支店はありませんし、デパートや駅ビルなどに出店もしていません。
これだけの老舗茶舗ですから、引き手あまたでしょうし、支店を出せば売り上げはガンガン上がると思うのですが……。
「茶葉の流通事情を考えると、取り扱い量が増えると、どうしても品質を妥協せざるを得ないんですよ。
自店でブレンドしているような大きな茶舗はまだしも、ウチの規模では毎年品質を保ちながら同じ銘柄のお茶を販売するというのは、難しいのです」(通円さん)
ということで、「通圓」のお茶を求めるには、こちら宇治のお店を訪れるか、通販を利用するかのどちらかしかないというわけなのです。
茶店でランチ&お茶でほっこり
では、隣の茶店をのぞいてみましょう。
「京都の中でも、老舗中の老舗」というと、ビビってしまうかもしれませんが、ご安心を。
茶そば880円〜、抹茶パフェ850円、グリーンティ480円など、気軽に味わえるメニューが中心ですよ。
宇治川を眺めながら過ごせる席もあります。
「秀吉や家康も、同じ景色を見たんだろうな」と、歴史ロマンいっぱいの妄想を広げちゃってもオッケーです!
▲ざる茶そば(880円)
わたくし何度も食べたことがあるのですが、宇治らしいランチならこれですよ、これ。
有機栽培の抹茶を練り込んだ、茶そばです。
キレのある茶そばで、喉ごしつるん。
シンプルだからこそ、そばそのもののうまさが光ります。
鮮やかな緑色も、美しい。
お供はほうじ茶でした。お茶屋さんのほうじ茶、香りが良くてぜいたく。大好きです。
茶店で振舞われているほうじ茶は「うきふね」(200グラム入り・950円)
お土産としてもらった人や、自宅用に購入した人の多くがリピートする評判のお茶。
▲上抹茶とお菓子(840円)
せっかくなので、食後に宇治抹茶をいただくことに。
抹茶は「満天」というかな〜り高級なものを使用。
なんと、30グラム 4,320円!!
30グラムで15杯分飲める計算ですので、自宅でたてるとすると1杯あたり288円となります。うわ……高級!!
プロがたてたお抹茶は、香りが高く、たおやかでクリーミーです。ああ、至福の時間。
宇治といえば茶団子も!
お菓子は<茶団子・もなか・抹茶あんぱん・煎茶大福ぱん・抹茶パウンドケーキ>からひとつ選べます。が、お客さんの9割がオーダーするのが茶団子。
宇治といえば茶団子ですから!
宇治の会社の人たちの手土産の定番といえば茶団子。宇治の子どもたちは、今でもおやつに茶団子を食べているそう。
茶団子はそもそも、観光客向けのおやつではなく、地元密着型のおやつだったんですね。
なお、茶団子はお持ち帰り用として10本 540円で販売されていますよ。
老舗すぎるにも程がある「通圓」は、歴史好き、抹茶フリークはもちろん、「そういうの興味なかったんだけど」という方にも訪れてほしいお店です。
なんだかスゴいものを、あまりにも気軽に楽しめてしまう衝撃を、ぜひ体感していただきたいです。
お店情報
通圓茶屋
住所:京都府宇治市宇治東内1
電話番号:0774-21-2243
営業時間:10:00~18:00(LO17:30)
定休日:無休
ウェブサイト:http://www.tsuentea.com/
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